相続・不動産の森 『モテる女の愛されセラピー』　相続と不動産の相談｜豊田市｜長久手市｜日進市｜みよし市

こんばんは、ルビーです。


前回、ストレス解消法としての「自己の相対的優位性の位置づけ」についてお話ししました。

今日のセラピーは、その具体的な考え方の紹介です。



まず、なぜ、この考え方がストレスを無くす、あるいは減少させる効果があるのか、です。



僕は常々、人の感情を最も左右する要因は「相対性」であると考えています。

逆に申し上げれば、「絶対的」な感情は存在しない、とさえ思っています。

なぜなら、人は、自分自身の存在や価値さえ、

他人との相対的な位置づけでしか自覚することができないからです。



皆さんもご存知のとおり、ストレスとは、緊張や圧迫の「感情」ですが、

通常、対人関係における緊張や圧迫の原因は、些細な点を含めれば多岐に渡ります。



例えば、一人の人があなたに、普段あなたが気にしているweak point（弱点）を指摘したとします。

当然、あなたは、その指摘した相手に良くない感情を抱き、それと同時に、

あなたの心は「ストレス」を感じるでしょう。

でも、その言った人が「誰であるか」、あるいは、その時の「言い方」、「表情」で、あなたの感じるそのストレスの大きさは異なるのが普通です。

つまり、対人関係におけるストレスとは、

そんな些細な要因で受け取り方、感じ方が変わるほど、根本的な「感情」ではないということです。



ここで、あまり「良くない例」を一つ挙げます。

あなたが普段、快く思っていない女性がいて、その人に対してストレスを感じていたとします。

その時の、あなたの価値観において、「あなた」と「彼女」の間に相対的な優劣は存在するでしょうか？

多分、無いか、もしくは極めて少ないと思います。

ところが、ある日、彼女と再会したあなたは、彼女の「変わり果てた姿」に驚きました。

そして、あなたは、彼女のことを素直に「可愛そうに…」と思ったとします。

この時、あなたの彼女に感じていたストレスは、どうなりましたか？

多分、無いか、もしくは極めて少ないのではないでしょうか。



そう、あなたが、彼女に対して「可愛そうに」と感じた瞬間、

「あなた」と「彼女」の相対的な優劣に、大きな差が生じたと考えられます。

そして、感情の根幹をなすその「相対性」に動きがあったため、

表面的な感情である「ストレス」は、消え去ってしまったのですね。



ところで、例のような極端な話はともかく、日常生活においても、こうした「相対性」を自ら創造することは、「テクニック」として可能です。

どういう事かというと、人は誰しも何かしらのweak point（弱点）を持っているものです。

あなたが、もし、日頃からストレスを感じている人がいるならば、

自分が持っていて、その人が持っていない、つまり、その人のweak point（弱点）を見つけだし、

二人の間の相対的な優劣を、自分の中で位置づけてしまうことです。

そして、「可愛そうに…」とその人を見れば、これまで感じていたストレスが嘘のように消え、

その人に対して、広い気持ちで接することさえ、出来るようになるでしょう。



今日のセラピーを受け、あなたはどう感じられましたか？

前述のテクニックで、ストレス解消を図る…

勿論、僕は、否定はしません。

あなたの心の中の「相対的位置付け」ですから、誰にも迷惑がかかりませんし、極めて合理的な手段と言えます。

ただ、僕がこのセラピーで最も申し上げたかったこと…

それは、人の感じる「ストレス」とは、人の「感情」においては、実はとても些細なものであるという事。

そして、その極めて表面的なその「感情」により、人間関係が円滑にゆかず、その感情を抱えた人の健康まで害してしまう事は、とても残念なことであると思うのです。



ご理解いただけましたか？



次回も、素敵な「あなた」とお会いできるのを楽しみにしています。

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